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病気の検査方法

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自分では判断しにくい病気

風邪のような病気の場合は、咳をしたり、発熱したりして、自分が風邪だと認識することができます。しかし、うつ病の場合は自分が病気だということに気づきにくいです。そのため、病院に行って検査をする人が少ないのです。うつ病になってしまうと、日常生活に支障をきたすほど、強い症状が出てしまいます。ですから、病院で検査をすることはとても大切なのです。病院での検査は、まず問診を行います。問診をすることで、患者のうつ病の状態を把握することができ、病的な状態かどうかを評価します。

早めに検査を受けてみよう

問診では、症状のことや、症状が出始めた期間、身の回りの環境、育ってきた環境、ストレスを感じること、自分の性格、などを聞かれます。質問に具体的に答えることで、医者も詳しく患者の状態を知ることができます。質問されるだけではなく、不安に思うことや疑問に思うことがあったら、積極的に質問をした方が良いでしょう。気分のことや、睡眠のこと、食欲のこと、など自分の状態が悪い部分を伝えることが大切です。

うつ病は、強度なストレスを感じることでなることがありますが、他の精神の病気によって引き起こされることがあります。病院で検査をすることで、どの病気が原因かどうか、ということを知る必要があります。双極性障害が原因で、うつ病を引き起こすことがあります。双極性障害は躁うつ病と呼ばれることもあります。名前のうつ病と入っているのですが、うつ病と躁うつ病では治療に使用する薬物は異なります。そのため、検査をしてうつ病なのか、躁うつ病なのか、と診断することはとても重要です。双極性障害の場合は、自殺する傾向が多く、興奮や焦燥などの気分の同様が多かったり、体に出る症状が少なかったりなどの症状があります。

うつ病とは、通常の憂うつが、日常生活や社会生活に支障をきたすほど病的な状態になることを言います。 これらの状態には…気分が沈む、興味がわかないなどの精神的な症状はもちろんですが、眠れない、食欲がわかないといった身体的な症状も含みます。 このような症状があらわれた場合は「うつ病」の疑いがありますが、本人がうつ病であることに気づきにくく、少し休養すれば良くなる一時的なものなのか、検査を受けた方がよいくらいひどいものなのか、自分で判断するのはとても難しいと言われています。 そのため、なかなか検査にいくところにまでにつながらないことが少なくありません。 精神症状はあまり見られず、身体症状ばかりが全面に現れる「仮面うつ病」の場合は、特に本人がうつ病であることに気づかないことが多いので、なかなか治らない身体症状がある場合にはうつ病の検査を受けてみるのもよいかと思います。

うつ病は、治療しないで放っておくとますます悪化してしまいます。 もしかしたら…と感じたら、早めに検査を受けてみるべきです。 専門家のアドバイスの下、休養と十分な睡眠、そして薬による適正な治療を受けるとよいでしょう。 十分な休養をとって、心身の負担を取り除き、脳の疲れを取ります。 十分な睡眠時間をとることも休息には重要ポイントのひとつですので、しっかりと睡眠を取り、それと併行しながら薬による脳内神経伝達のバランスの乱れを調整します。 精神科や心療内科での検査というと、特別なイメージを抱いて緊張してしまうかもしれませんが、一般的な他の体の病気の診療と変わりません。 十分な問診を行い、薬などによる治療が行われます。 症状はどんなものか、とか、いつ頃からそのような症状が出るようになったのか、また、大きな環境の変化などはなかったか、などの話しを聞かれると思いますので、リラックスして、どんな些細なことでも話してみてください。 その話の中からうつ病を誘発したきっかけなどを確認します。 すぐには症状が回復しにくい病ですが、悪化する前に早めに検査を受け、焦らずにじっくりと治療に取り組んで下さい。